産経新聞社と人事コンサルティング会社である株式会社ワークス・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役:清水信一郎、以下 ワークス・ジャパン)は、大学生・大学院生を対象とした就職希望先調査を実施しています。本記事では、2025年3月卒業・修了予定者を対象とした「25卒調査」、2026年3月卒業・修了予定者を対象とした「26卒調査」、2027年3月卒業・修了予定者を対象とした「27卒調査」の3か年分のデータを使用しています。
なお、本記事の分析は、各調査データのうち早稲田大学生の回答(25卒:204名、26卒:189名、27卒:159名)を対象として集計したものです。
早稲田大学生の就職志向|3か年調査から見えたポイント
本調査の3か年データから、志望企業ランキング・志望理由・就活で意識している点の3つの観点から、早稲田大学生の3か年の変化を整理しました。
・志望企業3か年の変化
伊藤忠商事と三菱商事は3か年連続で1位・2位を維持し、三井物産・住友商事を含めた総合商社が継続して上位に並んでいます。あわせて三井不動産・三菱地所のデベロッパー2社も3か年を通じて上位に位置しており、早稲田大学生にとって商社・不動産・金融が安定した第一想起群を形成していることがうかがえます。
一方で27卒ではソニーグループ・味の素・損害保険ジャパン・三井住友銀行がTOP10へ新たに浮上しており、上位企業の業種構成に広がりが見られます。年度ごとにTOP10の一部が入れ替わる可能性がある点は、採用競合を検討するうえで留意したいポイントです。
・志望理由の3か年変化
「業界上位だから」は25卒19.1%・26卒17.0%から27卒25.2%へと上昇し、選ばれた理由のなかで最も高い割合となっています。「業績が安定しているから」も25卒10.3%から27卒13.8%へとゆるやかに上昇する傾向が見られます。
一方で「やりたい仕事ができそうだから」は25卒20.1%・26卒22.9%から27卒9.4%へと低下しており、仕事内容そのものよりも、企業の規模や業界内での位置づけ、安定性を判断材料にする傾向への変化がうかがえます。早稲田大学生に対しては、市場シェアや事業規模、業界内でのポジションといった客観的な指標を示すことが、志望度の喚起につながる可能性があります。
・就職活動で意識している点の3か年変化
最も大きな変化は「第一志望企業の内定をもらう」で、25卒54.4%・26卒51.3%から27卒22.6%へと低下しています。あわせて「時間をかけて納得のいく就職活動を行なう」も25卒31.4%から27卒15.7%へと低下する一方、「就職活動を通して、自分の社会的価値を確認する」は25卒18.1%から27卒23.9%へと上昇しています。
特定の1社にこだわって長期間かけるよりも、複数の企業を比較しながら自分に合う進路を見極めようとする姿勢への変化が見受けられます。「業界を絞らず、様々な企業を見てみる」が3か年とも3割台で推移している点も、この傾向と整合しています。
調査概要

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会社概要
社名 株式会社産業経済新聞社
所在地 東京都千代田区大手町1丁目7番2号
ホームページ https://www.sankei.jp/
設立 1955年2月15日
資本金 31億7,219万8,500円
代表者 近藤 哲司
事業内容
・産經新聞、サンケイスポーツ、夕刊フジ、 雑誌「正論」など各種媒体を発行、
・産経ニュースほか各種デジタルサイトの配信、イベント事業 など
社名 株式会社ワークス・ジャパン
所在地 東京都千代田区鍛冶町2丁目2番2号 神田パークプラザ
ホームページ https://www.worksjapan.co.jp/
設立 2010年7月7日
資本金 1億1,250万円
代表者 清水信一郎
事業内容
企業人事部向けコンサルティングとサービス提供
・採用プロモーションの企画・立案、Web、映像、パンフレット等、各種ツールの企画・制作
・採用業務支援システム事業、適性アセスメント事業
・学生就職支援・キャリアデザイン事業 など
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